「基本情報 勉強時間」で検索すると、50時間、100時間、200時間…見るサイトによって数字が全然違って、心底混乱した人も多いはず。今日はその「結局どれが本当なの?」に、できるだけ本音で向き合ってみる。

先に結論だけ言うと

50〜200時間

主要な学習サービス・予備校各社が公表している目安を並べると、だいたいこの範囲に収まる。

幅広すぎ、と思った人は正しい。この差にはちゃんと理由がある。

差が出る理由は「経験値」

「暗記の量」だけなら、実はそこまで差はない。差が出るのはIT用語や考え方への「土地勘」があるかどうか。同じ説明を読んでも、聞いたことがある人とゼロから理解する人とでは、かかる時間が2〜4倍変わってくる。

完全に未経験 200h PCは使うけど専門知識ゼロ 150h IT系の勉強をしたことがある 100h IT実務経験がある 50h

自分の生活時間に変換してみる

「200時間」と言われてもピンとこないと思うので、1日にどれくらい確保できるかで割ってみた。

1日の学習時間 200時間コース
(未経験)
100時間コース
(経験あり)
30分約13ヶ月約7ヶ月
1時間約7ヶ月約3ヶ月
2時間約3ヶ月約2ヶ月
3時間約2ヶ月約1ヶ月
電車の中やお風呂上がりの15分を積み重ねるだけでも、「1日1時間」は意外と現実的なライン。

科目A・科目B、どっちに時間を使う?

配分に迷ったら、科目Aに3〜4割、科目Bに6〜7割、というのが多くの学習ブログ・予備校が共通して勧める配分。科目Bは知識の暗記だけでなく「手を動かして解く」練習量がそのまま得点に直結するから、というのが理由。

科目A 35%
科目B 65%

※多くの学習ブログ・予備校が勧める配分の目安

実は時間より効くのが「思い出す回数」

同じ200時間でも、1回読んで終わりにするのと、間隔を空けて何度も思い出す(=想起する)のとでは、定着率が全然違う。1回で完璧に覚えようとするより、「忘れかけた頃にもう一度」を繰り返すほうが、結果的に時間対効果が高い。基本情報Orimonの頻出単語学習やドリル機能も、この「間隔を空けて思い出す」設計になっている。

まとめ:結局どうすればいい?

  • 目安は50〜200時間、自分の経験値に当てはめてみる
  • 1日1〜2時間なら、3ヶ月前後が現実的なライン
  • 科目Bに時間を多めに配分する
  • 「読む」より「思い出す」回数を増やす

200時間は、身構えるほどの数字じゃない。1日2時間、3ヶ月。スマホを触ってる時間を半分削るだけで、意外と届く距離感だったりする。

※学習時間の目安は、主要な学習サービス・予備校各社が公表している数値を基にした一般的な目安です。IPAの公式統計ではなく、個人差があります。