「基本情報、制度変わるらしいよ」とSNSやネットで見かけて、じゃあ結局いつまでに受ければいいの、と気になった人向けにまとめた。2026年8月時点でIPA(情報処理推進機構)が公表している確定情報だけを扱う。

〜2026年度 現行制度 最終実施
2027年度春〜 新制度スタート(予定)

現行制度は2026年度の実施をもって終了、2027年度春頃から新制度へ移行予定

2026年3月、IPAから情報処理技術者試験全体の見直しに関する検討状況が公表され、基本情報技術者試験もこの対象に含まれることが明らかになった。つまり2026年度中であれば、まだ現行制度のまま受験できる。

結局、何が変わるの?

科目Aと科目Bの出題範囲の体系は見直されるが、IPAの公表資料にはこう書かれている。

「技術動向や環境変化等を踏まえて表記の変更等を行うもので、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」

試験時間・出題数についても、維持される見込み。ゼロから全く違う試験になるわけではない。

科目A
90分・60問
変更なし予定
科目B
100分・20問
変更なし予定

新しいシラバスはもう見られるの?

まだ見られない。新制度のシラバス案は、2026年8月時点では基本情報技術者試験区分についてまだ「準備中」であり、内容は非公開。IPAは2026年度夏頃を目途に順次公表するとしており、先行して一部の新区分(プロフェッショナルデジタルスキル試験など)のシラバス案が公開されている段階。基本情報の詳細はもうしばらく続報待ちになる。

試験方式は変わる?

新制度では、すべての試験区分がCBT(Computer Based Testing)方式で実施される予定。基本情報技術者試験は現行制度で既にCBT方式・通年試験化されているため、受験者側の実務的な変化は比較的小さいと考えられる。

今から勉強を始めても大丈夫?

出題範囲そのものは大きく変わらない見込みのため、今から学習を始めても土台となる知識が無駄になる可能性は低い。ただし正式なシラバスが確定するまでは、直前期の教材選びや申込みタイミングの判断はIPA公式サイトの発表を随時確認しながら進めるのが安全。

今わかっていることまとめ

  • 現行制度は2026年度の実施で終了、2027年度春から新制度
  • 試験で問う知識・技能の範囲自体は変わらない見込み
  • 基本情報のシラバス案は2026年8月時点でまだ非公開
  • 新制度は全区分CBT方式に統一

制度が変わると聞くと身構えてしまうけど、今わかっている範囲では「土台ごと崩れる」ような変化ではなさそう。続報が出たら随時アップデートする。

本記事は2026年8月時点の公表情報に基づきます。最新情報はIPA公式サイトでご確認ください。
参照: 情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について(2026年3月31日公表) / 新試験制度のシラバス案について(2026年6月30日公表)